よも川工場 品質保証グループリーダー 藤本 浩之

INTERVIEW先輩社員インタビュー

積極的に取り組めば、 自身の成長を実感できる環境

よも川工場 品質保証グループリーダー 藤本 浩之

2007年入社

藤本浩之は2007年に入社し、品質保証のリーダーを務めて12年になります。
入社当時に比べて大きくスキルアップした今は後輩育成にも力を入れ、
さらなる品質向上に努めています。

具体的な仕事の内容について聞かせていただけますか?

転職活動を行う中で、「形に残るものを作りたい」と思っていたことと、生活に必要となる衣食住の中でもお客様に一番長く使っていただける家に関わる仕事をしたいと思い、入社しました。入社してすぐに1年弱現場を経験した後、現在の品質保証の部署に異動しました。品質保証のリーダーになって12年ほど経ちます。
現場の部署では、その日製造したガラスが規格に準じて作られているかを確認するために抜き打ちで検査をしたり、工場のスタッフが問題なく作業ができているかを見回ったり、いただいたお問合せへの対応などを行っています。
また、製品出荷後に何か問題があった場合はお客様のもとに伺うこともあります。どうしてそのような問題が起こったのかに加えて今後の対策や会社としての見解をお伝えしにいきます。

よも川工場 品質保証グループリーダー 藤本 浩之

品質保証の部署に移ってすぐは、まず「品質とは何か」「JISやISOとは何か」を一から勉強しました。現場経験も1年弱と非常に浅かったので、各工程のリーダーにいろいろと質問し、作業内容をより詳しく教えていただきました。
作業報告書などの資料の作り方もわからなかったため、先輩方の対策書を参考にしながら、いろいろな方に積極的に見せて問題点を指摘していただきました。 お客様と話すのも初めはすごく苦手で、ずっと黙っていました。でもそれではいけないと感じ、当時現場に一緒にいた工場長や営業の方が話すのを積極的に聞いて、話し方を必死に盗みましたね。
当時は未経験のことばかりでしたが、日々努力して積極的に取り組んでいく中で少しずつスキルが身につき「できなかったこと」が「できること」になっていくことがやりがいにつながっています。

仕事上で大切にしていることはありますか?

よも川工場 品質保証グループリーダー 藤本 浩之

私が行っている仕事内容は品質を守るための砦でもあるので、製品に対しては「お客様目線で考える」ということを大切にしています。実際にお客様の家に足を運んだ際に施工された製品を見るとより一層その気持ちが強くなります。自分達が作る製品を安心して、満足して使っていただきたいと常に考えています。
リーダーという立場の中では、他のスタッフに謙虚さを持って接することを意識しています。リーダーになって間もない時は、品質を管理するという立場から言いすぎてしまうこともあり、反省しています。私の仕事は皆さんに協力してもらわないと成り立ちません。何かお願いするときも、一方的に指示するのではなく「みんなで作っていく」という意識を持ち、さらにそれがスタッフにも伝わるような話し方や接し方を心がけています。

AGCグラスプロダクツの魅力、仕事の魅力はなんですか?

品質保証としての仕事の魅力は、工場全体の工程に携わっているというところです。
工場内には切断工程・製造工程・梱包工程があり、中でも品質保証は各工程のことを把握した上で品質のチェックを行う必要があるので全工程に携わることになります。そのため工場全体を広く知ることができますね。
昔、梱包工程の方から「毎日働いている職場でありながら、担当工程以外と関わる機会がなく具体的に製品をどう作っているのかわからない」という声があったため、梱包工程の方を連れて工場見学を行ったことがあります。結果、製造全体を知ることで自分が担当されている業務についてより理解を深めてもらうことができました。
これも全工程を把握し、部署と部署を横断できる品質保証だからこそできたことだと感じています。

よも川工場 品質保証グループリーダー 藤本 浩之

この業界の魅力は、この先ずっと続いていく業界だということです。新しい家が建つ時はもちろんですが、リフォームなどでもガラスは必要になります。業界の安定性と成長性に加え、最新技術に関われることが弊社ならではの魅力ではないでしょうか。
私が働いている工場はお互い声もかけやすくフラットな印象があります。品質保証の部署については工場の垣根なくお互いに起こった問題を共有したり、工場内で解決できないものは他の工場の方に相談しています。お互い「品質をより良くする」という目標に向かって協力していますね。

今後の目標と、就職活動をしている方へメッセージをお願いします

入社してからずっと品質保証として培ってきた知識や経験を、今後は後輩に伝えていきたいです。品質保証の部署にいる後輩だけではなく、現場の若手の標準作業教育にも取り組んでいますし、各工程のグループリーダーに対しても現場教育を徹底していきたいという思いは共通しています。後輩育成に力を入れることで、今後は「不具合が出たら対策」ではなく「不具合を出さない」という意識を工場全体で持てるようになることが理想ですね。

ものづくりに興味があるのであれば、好きな仕事よりも取り組んでいて苦にならない仕事を見つけるのがいいかもしれません。集中して取り組んでいても苦にならない仕事が、自分に向いている仕事なのではないかと思います。それを続けていれば、やりがいにつながったり、楽しくなっていくのではないでしょうか。
ガラスにちょっとでも興味があるのであれば、うちにきて一緒に住宅の窓ガラスをつくっていければと思います。

※掲載内容は取材当時のものです

よも川工場 品質保証グループリーダー 藤本 浩之

SCHEDULE1日のスケジュール

08:30

始業

ラジオ体操から一日がスタート。そのあと、現場のミーティングに参加して品質について連絡します。

09:00

工場長とGL(グループリーダー)とミーティング

工場目標達成に向けて、前日からの問題や一日の目標、課題について話し合います。
皆で情報を共有することで、効率的に課題達成することが出来ます。

10:00

メールを確認

メールを確認していきます。問い合わせや連絡事項を確認して返信していきます。

11:00

現場パトロール

工場内で発生した仕損ガラスの現認を行い、製造しているガラスに問題がないか等、品質が守られているかを確認します。出来ていなければ、指導や教育を行います。

13:00

資料作成

会議資料や進捗報告、教育資料、週毎の報告書等のいろいろな資料を作成していきます。品質改善するための資料として活用していきます。

15:00

ガラス現認・報告書作成

お客様から回収した不具合ガラスの現認や出荷前ガラスの状態を確認します。現認したガラスは報告書を作成し提出し台帳で管理します。また各工程から提出された報告書の内容を確認します。

17:45

帰社

一日の業務を振り返り、明日の課題と目標をリストにしていきます。

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