物流購買部 資材グループ
渡辺 崚太2017年入社(事務系総合職)
渡辺崚太は入社5年目。営業部門でお客様を支援する仕事を4年間経験した後、
物流購買部に異動し、現在は製造過程で必要となる原材料の調達業務を担当しています。
物流購買部 資材グループ
渡辺崚太は入社5年目。営業部門でお客様を支援する仕事を4年間経験した後、
物流購買部に異動し、現在は製造過程で必要となる原材料の調達業務を担当しています。
ペアガラス製造に必要となるシール材やスペーサーなど部材の調達を行なっています。
過去のデータやこれからの需要見込みなどをもとに調達計画を立てるのですが、海外からの輸入品が主であり、調達品が届くまでの期間が平均3ヶ月と比較的長いため、製造部門などと密に情報交換を行い、頻繁に需要計画の見直しを行いながら発注量を調整しなければなりません。
調達先の企業は100社近くあるうえに、常に海外情勢などをウォッチしなければならないため、その調整は困難を極めますが、だからこそ発注した数量が実際の使用実績とぴったり合った時には大きな達成感を感じることができます。
営業から異動した直後は、部材に関わる様々な名称や機能を覚えるのにとても苦労しました。しかし、ガラス製品の原価構成など、細かい情報まで見えるようになったことで、原価を正確に反映させた売価設定により適正な利益を得るための知識を広げることができました。これは、今後の自分にとって大きな強みになるものと思っています。
また、営業部門や製造部門などから部材に対する評価を聞いて将来の調達計画にリアルタイムにフィードバックしていくことも必要なため、多くの部門と関わって情報交換する機会も増えました。社内での交流を広げていけばいくほど、仕事もやり易くなります。様々な部署で働くという経験は、本当に自分の財産になっていくのだと実感しているところです。
今の部署で仕事を始めた時には、調達業務に関わるまとまった資料がなかったので、情報を整理して覚えるまでにとても時間がかかりました。そこで、上司とも相談し、輸送ルートのリスト化などをはじめとする、調達に関連した情報を一覧できる資料の作成に着手したところです。自分の日々の業務に役立つだけでなく、今後新しいメンバーが加わったときの引継ぎ資料としても活用できるものになると思っています。
私は営業時代にも、お客様からの要望を受け、ミラーの品質改善を進めたいと思い、製造部門と協力し改善活動を実施した経験があります。そのときに感じたのが、上司が意見を押し付けるのではなく、若手の意見にも耳を傾けてくれて、日々の改善に取り入れていこうという文化が当社には根付いているということでした。若手でも新しいことに挑戦させてもらえるという社風が、企業としての大きな魅力であると同時に、社員一人一人のやり甲斐につながる環境を生み出しているのだと思います。
自分としてはこれからも様々な改善を提案していきたいと考えており、将来的にはそうした経験を活かして、商品開発に関わる仕事にも携わってみたいと希望しています。
まず何よりもAGCグループの安定した事業基盤というのは、働く上での大きな安心材料となっています。国内のガラス市場のトップランナーであり、安定した品質と供給のインフラは他を圧倒しています。
そして営業面では、AGCグループが多くのお客様から企業として信頼いただいており、安心して継続的に製品をご利用いただけていることが非常に大きいと思います。
100年にも及ぶ歴史の中で培ってきた経験と知識は言うに及ばず、新たなニーズに向けた研究開発も怠らず、グループの社員一人一人がこれまでと同様に自ら挑戦していこうという姿勢を持ち続ければ、未来の明るい扉が開けると思っています。
実は私は新卒ではなく、転職して当社に入ってきました。
学生時代は自分なりに考えて、希望する業界を絞って就職活動を行なってきましたが、就職した後にその絞り込みが結果的にはミスマッチだったという苦い経験を持っています。 学生の皆さんに伝えたいのは、時間のある限りなるべく広い視野でいろいろな業界に目を向けてほしいということです。そして、説明会への参加やOB訪問を可能な限り行い、会社について深掘りすることを奨めたいです。
もちろん、どの業界に行っても分からないことはたくさんあります。でも、必ず先輩など周りの人たちが教えてくれるので心配は不要です。むしろ、助けてくれる仲間がいる会社かどうかの方が、どの業界に絞るかということより重要かもしれません。
誰でもスタート地点は一緒です。知識や経験がないのは当たり前です。私もガラスに関する業界知識はほぼ皆無のままこの会社に入社しましたが、多くの先輩社員のサポートを受けながら何とか成長してここまで来ることができました。心から感謝しています。今では、逆に教える立場になりつつあるので、これからは私が後輩たちのサポートをしていくことで会社への恩返しをしていきたいと思っています。
※掲載内容は取材当時のものです
メールを確認し、優先順位をつけて対応します。
サプライヤーとの副資材関係の打ち合わせ。価格交渉や工場から指摘のあった品質面での打ち合わせなどを行います。Webでの打ち合わせの場合も多いです。
午後からサプライヤーの工場へ訪問するため、移動の合間に昼食をとります。基本的に電車での移動です。
新規で採用する資材の今後の生産計画のすり合わせ。このような重要な事項の場合は直接取引先に訪問し、打ち合わせを行うこともあります。
打ち合わせ終了後、工場を見学させていただき、実際の資材の生産ライン、工程を学ぶことがあります。またサプライヤーで扱っている他の製品を知ることで、今後の仕事に生かせるような知識も深まります。
一通り工場見学を終えたら、事務所から遠方のため、外出先から直帰します。