大衡工場 切断グループ 髙橋 彩花

Interview オペレーターとして
さらなる成長を重ね後輩に憧れられる先輩でありたい

大衡工場 切断グループ髙橋 彩花

Interview

大衡工場 切断グループ 髙橋 彩花

大衡工場 切断グループ

髙橋 彩花2022年入社(技能職)

高卒で採用され、切断業務において初の女性社員である髙橋彩花。
オペレーターとして素板から注文を受けたガラスをどう上手く取り合わせるか、
折り手と連携をとりながら日々業務に奔走しています。

具体的な仕事内容について聞かせていただけますか?

切断の部署の中で、注文の入ったガラスを素板という大きなガラスから取り合わせるオペレーターとして働いています。取り合わせを行った際に出る余りのガラスを少なくし、歩留まり(原材料から有効に生産される製品などの割合)の数値をできるだけ100%に近づけることが重要で、実際に切断作業を行う折り手と細かく連携をとりながら業務を行っています。
他にもオペレーターには多くのノルマがあり、それを成功させるために様々な工夫が求められます。配属されてすぐの頃は取り合わせを考えるのに時間がかかり、切断後の工程である製造の流れを止めてしまったり、なかなか歩留まりが100%に近づけなかったりと苦労しましたが、今では、短時間で歩留まりの高いガラスを作ることができるようになり、目に見えて成長を感じられることがやりがいにつながっています。
実は切断の業務を行っている女性社員は、大衡工場で私が初めてとなります。研修で各部署をまわった際に切断を行っている女性はいないと聞き、まだ前例がないことをやってみたい、という思いを胸に切断を志望しました。初めは業務内容を理解するのが難しかったですが、周りの皆さんが優しく教えてくださったこともあり、今ではできる仕事も増え、責任感を持って仕事に取り組むことができています。

仕事上で大切にしていることはありますか?

オペレーターとしての業務に不慣れだった頃は、効率の良い取り合わせを行うにはどうすれば良いのかを自分一人で考えていてもわからないことがありました。そんなときは「5分考えてもわからなければ上司に聞く」ということを心がけていましたね。複雑なパターンを考えてしまうと折り手のミスにもつながるため、経験を積んだ上司の方に意見をいただくようにしていました。
また、折り手とのコミュニケーションも意識的に取り組むようにしています。折り手から作業のしやすさなどフィードバックをもらい、それに対してどうすればより良くなるか、直接話しながら相談しています。他にも危険な場面があれば声かけをするなど、現場でのコミュニケーションは重視していますね。

入社のきっかけや、AGCグラスプロダクツにした決め手を教えてください。

母親に地元で、かつ福利厚生などの条件が良い企業がある、と勧めてもらったのがAGCグラスプロダクツを知ったきっかけでした。その後工場見学をさせていただき、明るい雰囲気やしっかりと声かけを行いながら社員みんなが一生懸命に仕事に取り組んでいる姿に惹かれて志望しました。また、パンフレットに載っていた「窓ガラスの機能は雨や風から人を守るだけではありません」という言葉に興味を持ち、ガラスの本当の機能や役割を知りたいと思ったことも入社を検討した理由のひとつです。
実際の面接では、私が話すことに対して頷くなど優しく接してくださり、とても良い雰囲気だったのが印象的です。入ってからもその印象は変わらず、挨拶などもしっかりされていて、とても良い環境だと感じています。また、工場見学時に感じた社員の一生懸命さも特にギャップは感じていません。社員一人ひとりが目標を立て、それに向かってどうすれば良いのかを考えながら日々業務に取り組んでおり、その姿を見ることが自分のモチベーションにもつながっています。

AGCグラスプロダクツの仕事の魅力、やりがいはどこにあると思いますか?

AGCグラスプロダクツでは、会社全体での目標がしっかりと設定されており、それに合わせて部署や工場にも目標が立てられています。また、ノルマごとにどの工場が高い数値を保っているのかがわかる制度もあります。目指すべき方向が明確に示されていて、それに向かって社員が行動できているという点はとても魅力ですね。自分が目標に対して何をするべきか、現状はどのくらい達成できているのかもわかるので、働きやすいです。規模の大きい会社ではありますが、社員一人ひとりを見捨てない姿勢が伝わるので、安心して働くことができていますね。
職場に優しい人が多く、わからないことを聞いても嫌な顔一つせず教えていただけるのも良い点です。お互いに聞いてよかった、聞かれてよかった、と思えるような環境なので、一人で悩みを抱えることなく働くことができています。
また、ガラスに関しても、ペアガラスやトリプルガラス、強化ガラスなど様々な種類のガラスを製造しているためとても作りがいがあります。街のあらゆるところでAGCが作ったガラスを目にすることがあり、自分の仕事が社会に貢献していると実感できるのも魅力ですね。

今後の目標と、就職活動をしている方へのメッセージをお願いします。

歩留まりが高くミスもしない、いろんな人に頼られている憧れの上司がいるので、その方を目標にしながら今後はさらにできることを増やし、より良いオペレーターになりたいです。また、私がその上司に憧れを抱いているように、私も今後後輩に憧れられるような存在になりたいと思っています。経験を積むことはもちろんですが、自ら積極的に上司に相談したり、困っている後輩がいたら手助けするなど、成長のため様々な工夫をしていきたいです。

就職活動において、私は工場見学で雰囲気を掴み取ることが大切だと思っています。実際に自分の目で見て、やりがいは何なのか、もし自分が入社したらどんな目標を立てられるか、それに向かって頑張っていけるか、などをイメージするといいのではないでしょうか。AGCグラスプロダクツは、人がとても優しく安心して働ける環境が揃っていますし、休日も充分なため仕事のオンとオフをしっかりと切り替えることができます。もし志望される方がいたら、緊張せずに安心して一歩を踏み出してみてください。

※掲載内容は取材当時のものです

1日のスケジュール

09:00

出社・ラジオ体操・服装チェック・ミーティング

9:00に出社し、みんなでラジオ体操を行い、体をほぐします。その後安全の為、一人ひとり服装の確認をします。ミーティングではそれぞれラインごとでの予定、昨日の切断ロスについて話をします。また「KY」という危険予知を行います。

10:00

ガラス切断

製造工程の流す順番にガラスを切断していきます。(オペレーターは取合せ、折り手はガラスを折る作業)

11:50

ロープ掛け

台車に立て掛けているガラスなどにロープを掛け、ガラスが倒れてこないようにします。

12:00

昼食

基本的に各自で取ることが多いです。昼食後はSNSを見たり、少し寝て休むことが多いです。

12:45

服装の確認・追加のデータ確認

朝行ったのと同じように一人ひとり服装の確認を行います。単板という追加で切るデータが入ってないか確認をしていきます。

12:55

ガラスの切断

今日中に切断しなくてはならないガラスを全て切断していきます。

16:20

単板のパレット梱包

パレットに詰めていったガラスをPPバンドで梱包します。

17:00

受け払い・掃除

その日に使用した素板の枚数を確認し、在庫の管理をします。またガラスにロープ掛けをし、それぞれの工程で掃除をします。

17:45

退社

今日の出来事を振り返りながら帰ることが多いです。またみんな笑顔で退社して行きます。