技術本部 技術開発部DX推進グループ
髙橋 司2015年入社(技術総合職)
入社以降さまざまな工場での経験を経て、現在はDX推進に取り組む髙橋司。
関わる人とのコミュニケーションを大切にしながら、
工場全体の更なる作業効率化を目指しています。
技術本部 技術開発部DX推進グループ
入社以降さまざまな工場での経験を経て、現在はDX推進に取り組む髙橋司。
関わる人とのコミュニケーションを大切にしながら、
工場全体の更なる作業効率化を目指しています。
現在DX推進グループに所属して3年目になります。10年前に入社し、本社や千葉の野田工場での研修後、茨城の鹿島工場や宮城の大衡工場で現場の経験を積み、2022年の1月から現部署に配属されました。
業務内容としては、製品や生産工程のさまざまなデータを可視化し、デジタル技術によって業務改善を行っています。具体的な例としては、市販のシステムを導入し、現場の品質帳票や設備点検などを全て電子化しています。例えば工場で10年間保管しなければならないデータがあった場合、今までは書類として管理し、必要な際はダンボールの山から探し出す、という作業を行っていました。ですが電子化を行ったことで、現在は電子帳票で検索するだけで欲しい情報を見つけることができます。このように、無駄を省き業務を効率化させることが主な業務内容となっています。
実際に社員の皆さんから、「データを活用することで仕事が楽になった」と言ってもらえることも多く、やりがいに繋がっています。自分自身やってよかったという思いと同時に、さらに良くするにはどうすればいいか、という気持ちも生まれるため、それが仕事のモチベーションになっていますね。
業務を進める上でさまざまな部署の間に入ってやりとりを行うことが多いため、人への伝え方はとても意識しています。例えば品質の部署から聞いた良品率について、製造の部署に伝える際、実際のデータが見える化できていればよりスムーズに話が進みます。正しく意図を伝えるためにはどんな資料を用意し、どんな伝え方をすれば良いかを日々考え、試行錯誤しながらコミュニケーションを行っています。
具体的に心がけているのは、相手は一体何をしたいのかという目的をしっかりと理解し、その人と同じ方向を向くこと。単に要望に応えるだけでなく、「なぜそうしたいのか?本当は何を求めているのか?」という疑問を持ち、一歩先を考えて話すことで、お互いに気づきを得て更なる改善に繋げられると思っています。
入社1年目に鹿島で出会った先輩は、人への伝え方がとても上手く、尊敬できる方でした。入社してすぐの右も左もわからない状態の私に対して、何が言いたいかを理解し、噛み砕いて説明してくださったのが印象的でした。自分もそんな先輩になりたいと思いながら日々業務に取り組んでいます。
元々大学時代は、金属などの無機材料を扱う機材材料研究室に所属していました。そこで研究していた素材の中にガラスもあったため、「グラスプロダクツ」という名前を聞いて興味を持ったのがきっかけです。当時、研究室のメンバーはみんな知っている知名度のある会社だったため、受けてみようかなと思い応募しました。
一次面接では思っていた面接の雰囲気と違い、雑談ベースで話をしていただけたため、とても好感を持ちました。その後、他の企業を受ける間もなく、とんとん拍子で面接が進み、内定をいただきました。初めの面接で互いに良い印象を持てたのが良かったと感じています。
応募した時点では親会社と子会社の違いもわかっておらず、仕事内容もガラスを作るということ以外想像がついていませんでした。ですが実際はペアガラスなども製造しており、製品の幅広さを知ってさらに興味を持ちましたね。
研修期間ではガラスに関して詳しく学ぶことができましたし、現場で経験を重ねることで知識が身につきました。なので、専門知識がない方でも不安に感じる必要はないと思います。
自分の好きなこと、やりたいことに自由に挑戦できる環境が一番の魅力です。思い返してみると私自身、入社して間もない期間でさまざまなことに挑戦させていただきました。これをやってみたい!と声をあげれば、できる環境は整っているので、これから入社する人にはぜひ失敗を恐れずに挑戦して欲しいですね。
特徴は、どの部署にもそれぞれの能力に長けた人物が活躍している点でしょうか。DX推進のグループには、探究心や好奇心が強く、最後までやり遂げるという強い意志を持った人が多いです。さらにさまざまな知見を持った社員がいるため、互いに持っているものを共有しながら協力して日々業務を進めています。
また、部署問わず連携も密に行っています。部署内の社員であればわからないことは直接話をしますし、上司にも気軽に相談しやすい環境です。他部署とも壁はなく、気軽に電話やメールはもちろん、何か依頼をしたり要望を聞いたりする際は対面で話をするようにしています。工場にも月に4回ほど足を運び、対面での会話を心がけています。
今後はさらにDX化を推進していきたいです。そして最終的には、社内にDX推進グループが居なくともDX化が進むような会社となって欲しいと思っています。拠点や本社の社員一人ひとりがDXについて考え、改善するための行動が取れるような雰囲気作りを行っていきたいですね。そのために、各拠点に若手を配置し業務を引っ張っていくなど、DXや業務改善について、全社員への意識付けができればと考えています。
DX推進グループは、問題を問題だと捉えられる人、見て見ぬ振りをしない人が活躍できる場所です。問題意識をもち、それを解決するためにはどうすればいいかを考え、諦めずに取り組める方であれば、やりたいことにどんどん挑戦していける環境でもあります。
専門知識がなく不安を感じる方もいるかもしれませんが、入社後にしっかりとサポートしていただけるため心配はいりません。少しでも気になる方はぜひ、検討してみてください。
※掲載内容は取材当時のものです
出社後、メールを確認し、やるべきことを整理します。
有志で集まったメンバー(AGCと合同)と一緒に隔週でプログラミングを基礎から学び、年単位で時間をかけて習得を目指します。
DX活動についてお互いの進捗状況を共有し、新たな意見や要望があれば対応・検討します。
本社に出社する日は自席で取ることが多いです。不定期でグループ内の同僚と外食することもあります。
社内の基幹システムの新機能の開発のため、スケジュール検討、要件定義、設計、開発、運用等の打ち合わせを行います。AGCアメニテックと共同でプロジェクトを進めていきます。
主に前の会議で出た内容のうち、社内でやるべきことの検討や、課題の棚卸を行います。
DXに限らず、業務改善に関する些細なことから未開拓の案件まで、個別に来た依頼を優先順位を立てて処理していきます。
切りの良いところで作業を終え、退社します。